嵐山町の古文書を読む会

2009年3月21日 (土)

こんにちは 古文書を読む会代表 角川信義 2000年

   小さな感動楽しむ
 「講師の先生が来る前の一時間、みんなで集まって予習をします。みんなで知恵を出し合い、励ましあってます」
 今年の春から、嵐山町中央公民館で古文書を読む会を始めた。活字を印刷したものではないから、読むのが大変だ。ミミズがのたくったような文字もある。
 「辞書を片手に頑張ってます。でも、そもそも字の形が分からないので辞書を引けない。前の文字などから見当を付けて引くんです」
 平成10年(1998)秋から翌年春まで、中央公民館で開かれた古文書教室に参加した。講師は二人だったがそのうちの一人が、元教師の斎藤醇吉さん。
 もっと勉強したいと、斎藤さんに講師を頼み、今年の二月、「読む会」が発足した。公民館の教室に参加した人に呼び掛け、いま、メンバーは約十人。
 「女実語教(おんなじつごきょう)は、おもしろかった」という。
 「家庭内の女性のたしなみ、しつけについてこまごま書いているんです。みだりに男女交際はいけないとか」
 「古文書はやってみるとけっこうおもしろい。でも、いまは読むのがせいいっぱい。そのうち、父母のふるさとの山形のことを勉強したい。祖先のルーツを勉強したいですね」
 東京生まれ。池袋で四十年間精密工作の町工場を経営。嵐山町に越して約五年になる。67歳。
     『埼北よみうり』556号 2000年(平成12)11月10日

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